スクラップブック

その時に興味のあることを書いてます。

モバイルVRをするためのハードウェアを考えてみた。

・これまでの経緯

もともと小さいマシンが欲しい欲しいということがあったのですがそのようなマシンはGPUがオンボだったりとか性能に妥協が多いものでした。

昨今スリム型のMini-ITXケースが販売され、SFXというATX電源よりより小さい大きさで大出力電源も出るようになりました。

そこで管理人はこれを踏まえてしばらく前からノートパソコンのように持ち歩きのできるものが出来るのではないだろうか?ということで調べていました。

 

・VRゲーミングという新たな遊び方

そんなこんなで考えているとVRが急速にコンシューマー向けに降りてきました。Oculas Rift、HTC Viveなどはすでに製品化されています。

これに対応してイベント会場等へ可搬できる高スペックなパソコンが必要とされました。台湾のClevoやMSIはノートパソコンにデスクトップ向けのコンポーネントをつめるという荒療治を行いましたが、ノートパソコンでは冷却への限界があります。

そこでASUSはGX700VOという水冷ユニットを搭載したノートパソコンを発売しました。価格は45万相当。同じ値段を払うなら自作でPCを組んだほうが良いというふうに考えを改めませんでした。

 

・ライザーカードという発見

時を同じくしてライザーカードを使い、GPUを横倒しでケースに収めるというタイプのスリムケースがシルバーストーンから発売されました。

ドライブの数が2個しかない・SFX電源のみというかなり割りきった仕様でしたが拡張カードが300mmクラスまで収められること、水冷を組めることなどが強みです。

それと同時期にSFX電源で600Wという大出力電源も登場し、この小さな筐体にハイエンド構成をつめるという希望が見えてきました

 

・現状考えている案

以下の構成で考えています

  • CPU Core i7 6700
  • Cooler CRYORIG C7
  • M/B B150I PRO GAMING/WIFI/aura
  • Mem Crucial BLS2K16G4D240FSC
  • GPU ZOTAC GTX 1080 AMP!
  • M.2 Samsung 950 PRO 256GB
  • SSD1 Sandisk EtremePro 480GB
  • SSD2 Sandisk UltraII 960GB
  • PSU Corsair SF600
  • Case Fractal Design Node 202

敢えて無印6700を選んだ理由はCPUクーラーの冷却能力に不安があるためです。Kプロセッサでは91Wとされていますが、推奨されるサーマルソリューションは130W以上ということで、C7の冷却能力で不足するのではという危険性が有ります。

マザーボードにB150を選んだ理由はNode202のストレージ収納数は2.5インチベイ*2にみであり、SATAポートがいらないこと、6700でのOCはしないつもりなのである程度の品質が有り、それでいて安いというのが選択理由でした

メモリはCrucialのものを選んでいますが、個人的に信頼の置けるところのメモリなため選択肢ました。

SSDに関しては起動ドライブ用のM.2SSDは現状950Proのみなため、これを選択。また持ち出しを考えると可動部があるとあまり良くないということで、アプリケーションなど頻繁に書き込みを繰り返すようなところにExterme Pro、データドライブとしてUltra2を選んでいます。

GPUは1枚しか刺せないこと、2スロット厚ではいけないこと、8pin*2に収まることを条件にし、より安くより高品質なものを選んだためAMP!になりました。このモデルはリファレンス基盤より電源部に力が入っており、OCして性能を伸ばすことが可能です。

PSUに関しては大容量でかつ8pin*2をだせるものがCorsairしかなかったため選択をしましたが、今後SFX-Lなどの規格でより良い電源が出る可能性もアルため、つなぎとしての選択です。

 

わずか10.5Lほどで、かつ大きさも15.6インチのノートパソコンを同じくらいの大きさ(ただし厚みがある)ので大型のリュックサックなどがあれば場所を選ばずゲームは出来るかと思われます。後日実際に組み込みを行い、家庭内ですがTV前から自室のモニター郡等に移動する「セミラグド」なデスクトップになればいいかなと考えています。